医療ビジネス薬科学科のカリキュラム編成の考え方

 皆さんが大学に入学してから卒業するまでには、多くの科目を履修してその内容を修得しなければなりません。日本薬科大学薬学部医療ビジネス薬科学科においては、4年間にどのような科目をどのような順序で学ぶかについて教務委員会を中心に検討し、以下の観点からカリキュラムを編成しています。
 本学では、建学の精神および教育理念に基づき学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー注1)が定められています。4年間のカリキュラムは、このポリシーの内容を実現するために定められたカリキュラム編成の方針(カリキュラム・ポリシー注2)を基本として編成されています。さらに、4年制薬学部においては、卒業時に薬学領域とビジネス領域にふさわしい基本的な資質や能力が身についているかどうかが重要です。そのために、1年次と2年次で、薬学を学ぶための基礎と医療の倫理感を養い、そして3年次と4年次で経営学とビジネスに関する高度な知識を学ぶことで4年間を通じて、薬学や健康に関する知識はもちろん、ビジネス領域にも精通できる科目になっています。次頁以降に、4年間のカリキュラムがどのようになっているのかの全体像をとらえるための資料を掲載しました。学習を継続して成果を出すためには、一歩一歩確実に前に進んで目標に向かうことが重要です。皆さんの学習のために、これらの資料が道しるべとなることを期待します。

注1)ディプロマ・ポリシー

 日本薬科大学は、学園の建学の精神「個性の伸展による人生練磨」を基本理念とし、医療ビジネス薬科学科においては、4年間の教育課程を修了して所定の単位を修得することにより、地域社会における公衆衛生の向上と増進に貢献できる医療ビジネス系人材として以下の力を身につけた学生に対して学位を授与します。

  1. 知識:医療関連産業や医療機関で必要とされる医療およびビジネス領域に関する幅広い専門知識を修得している。
  2. 技能:医療の現状について理解を深め、社会や他者と適切なコミュニケーションを図りながら、薬の専門家として医療ビジネス産業に積極的に参画できる実践的能力を修得している。
  3. 態度:医療を取り巻く社会情勢を認識し、自ら考え、薬の専門家として責任を持った行動を取ることができる。
  4. 問題発見・解決力:薬の専門家として教育・研究を遂行する意欲と態度を持って自己研鑽に励み、思考力・判断力を身につけて、問題を解決することができる。

注2)カリキュラム・ポリシー

 日本薬科大学は、学園の建学の精神「個性の伸展による人生練磨」を基本理念とし、医療ビジネス薬科学科の教育目標を達成するために、以下の方針に基づいて4年間の教育課程を編成し、教育を実践します。

  1. 教育課程は、薬学系教育科目とビジネス系科目を2本の柱として、それぞれ順次性をもって編成する。
  2. 低学年から、医療事務系資格およびビジネス系資格の取得可能なカリキュラムを編成することにより、本学科生の勉学へのモチベーションの向上を図る。
  3. 全学年にわたり、コミュニケーション能力の育成とキャリア教育の充実を図る。
  4. 専門性を深めるために、情報薬学、ビジネス薬学及びスポーツ薬学の3コースそれぞれの独自科目を置く。
  5. 成績評価は、科目の特性に応じて適切かつ多様な評価方法と基準を設ける。